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うさぎ・ハムスターに多く見られる病気をまとめました。
ただし、ここに挙げた初期症状はあくまで一例です。
実際には同じ症状でも違う病気だったり、違う症状でも同じ病気だったりと様々です。
飼い主さんが注意して、小さなことも見逃さず、
早期に治療を始めることが延命に繋がります。
自己判断せず、少しでも初期症状に当てはまることがあったり、ご不安なときは
すぐに獣医師の診察を受けてください。
パスツレラ感染症(うさぎ)
鼻水・クシャミ
パスツレラ・マルトシダと呼ばれる細菌による感染症です。
この菌はウサギの呼吸器を侵すばかりでなく、中耳炎、内耳炎、皮下膿瘍、乳腺炎、化膿性心膜炎、脳脊髄炎など
あらゆる部位の化膿性病変の原因菌となります。 この菌が呼吸器系に感染し、鼻炎から副鼻腔炎、肺炎へと進行する伝染性疾患をとくに「スナッフル」とよんでいます。
スナッフルの初期の症状は漿液性の薄い鼻汁とクシャミがみられ、
進行すると鼻汁は粘液性から膿性へと変化していきます。鼻粘膜は発赤・腫脹します。
さらに咳も認められるようになり呼吸のたびにグシュグシュという上部気道閉塞音が聞かれるようになります。

歯の不正咬合(うさぎ)
かみ合わせが悪い・食欲不振・前歯が伸びる
ウサギの歯は切歯も臼歯もすべてが成長し続ける歯です。
切歯は年間10~12cmも伸びますが、噛む動作をすることによって正しい長さが保たれます。
臼歯もまた伸びながらすり減り一定の長さを保っています。
歯のかみ合わせが悪いと正常な歯の摩滅ができないので、歯はとんでもない方向に向かって伸びていってしまいます。
これを不正咬合による過長歯とよびます。
原因には遺伝的な因子のほか、不適切な食餌、老化、感染や外傷などがあげられます。
不正咬合の場合は1ヵ月ないし2ヵ月に1回ぐらいのペースで歯の切断を繰り返しおこなうことが必要になります。

胃内毛球症(うさぎ)
食欲不振・体重の減少
ウサギは大変よく毛づくろいをします。換毛期にはとくにかなりの量の毛を飲み込みます。
普通ならば毛は便に一緒に排泄され、丸い糞の粒が毛でつながっていたりしますが無害です。
飲み込んでしまった毛が胃の中で固まってしまうのは粗線維の不足など食餌の問題が関連している可能性があります。
また他の原因で食欲が低下した時に胃内に食物が少なく毛が多いという状態ができてしまうと、これが毛球のできるきっかけになるようです。
若いウサギには起こりにくく、年をとるほど起こりやすい傾向にあります。症状として食欲不振や体重減少を認めますが、初めのうちは元気が良く活発にみえます。
徐々に元気を失い、糞便の量が減少し、ついには排泄されなくなります。放置されれば胃穿孔などを起こして急死する例もあります。
多くは1ヶ月ほどの経過の後に栄養失調に陥り死亡します。
胃の中の毛球が幽門に詰まったときに症状が現れ、外れると症状が消失し、これを繰り返す症例がみられます。
治療はまず内科療法によりおこないますが、内科療法に反応しないものには胃切開による摘出を行います。
毛球症になる危険の高いウサギ(よく被毛でつながった便をする)などには予防的にパイナップル果汁や猫用ペーストを週2回ほど与えると良いでしょう。
猫用のペーストは当院で取り扱っております。

皮膚糸状菌症(うさぎ)
脱毛・かさぶた・フケが多い
原因菌は白癬菌や犬小胞子菌です。過密状態や非衛生的な飼育環境が誘因となると思われ、
また他の疾病による全身状態の悪化により、本症が誘発されることも少なくありません。
子ウサギや若いウサギに多発する傾向があります。
病変は主として頭部、顔面、耳、前肢にみられ、落屑を伴う脱毛部と軽度ないし重度の痂皮形成を認めることがあります。痒みは通常軽度です。

斜頸(うさぎ)
首が傾く
斜頸は頸が片方に傾いてしまう症状で病名ではありません。斜頸の原因のほとんどは内耳炎です。
多くの場合、口腔から耳管を通って細菌が侵入することで内耳炎がおこり、外耳からの細菌の侵入はまれであろうと考えられています。
内耳炎の原因菌の大半はパスツレラ・マルトシダです。
斜頸の症状の進行は遅い場合も早い場合もあって、進行の遅いケースでは斜頸がありながらも長期にわたって全身状態が悪化しないこともあります。
しかし、進行が早い場合には斜頸に加えて眼振が認められるようになり、さらに体が回転(ローリング)するようになり、
ウサギは自分で全身をコントロールすることができなくなり、採食も飲水も困難になります。
治療は抗生物質の投与が中心となります。

エンセファリトゾーン病(うさぎ)
けいれん・斜頸・麻痺など神経症状
病原体は微胞子虫という原虫でげっ歯類などにも寄生します。この原虫は不顕性感染していることが多く通常は無症状ですが、
発症すると痙攣、斜頸、麻痺などいろいろな形の神経症状を示します。
この原虫の感染を診断するのは困難で死後剖検によって初めて診断がつけられます。
今のところ、決定的な治療法はありません

歯と口の病気(ハムスター)
エサを食べない・口から出血している
ハムスターは前歯が一生伸び続けるのですが、栄養や環境が適切でないと前歯が原因のトラブルが起きてしまいます。
歯の病気で一番多いのが、不正咬合です。急に食餌をたべなくなったり、口から出血していたりする場合は疑ってみるとよいでしょう。

皮膚の病気(ハムスター)
脱毛・かゆみ
ハムスターの皮膚の病気は、毛が抜けたり、痒がっていたりするので比較的気付きやすい病気です。
環境が不衛生で皮膚炎をおこしたり、ストレスがたまってハゲてしまったりします。
まれに床敷きのチップでアレルギーをおこすこともあります。

消化器の病気(ハムスター)
下痢
ハムスターはよく下痢をします。原因としては寄生虫や細菌、カビ、ストレスなどが考えられます。
重度の下痢が2〜3日続くと命にも関わります。すぐに病院に連れていきましょう。

眼の病気(ハムスター)
目をこする・目が赤い・目が開かない
ハムスターはよく毛づくろいをします。そのときこすれて眼を傷つけ結膜炎になってしまうことがあります。
ほかには老齢が原因の白内障もみられます。

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